本サイトのコンテンツには、プロモーションが含まれています

小学生の作文の書き出し例|最初の一文で止まる子への教え方

スポンサーリンク
作文・文章の書き方

小学生が作文を書くとき、「何を書くかは決まっているのに、最初の一文が出てこない」と止まることがあります。

そんなときは、立派な書き出しを考えようとせず、出来事・会話・気持ちのどれかから始めると書きやすくなります。

たとえば、次のような始め方があります。

日曜日に家族で公園へ行きました。

「やった!」わたしは思わず声を出しました。

わたしは、その日をずっと楽しみにしていました。

最初の一文だけで作文の出来が決まるわけではありません。まずは続きを書ける形で始めることを優先します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

作文の書き出しは簡単で大丈夫

作文の最初で止まる子は、「上手に書かなければ」「おもしろい一文にしなければ」と考えすぎていることがあります。

しかし、小学生の作文では、最初から特別な表現を使う必要はありません。

まずは、

  • いつ
  • どこで
  • 誰と
  • 何をしたか

のどれかを書くだけでも始められます。

土曜日に、お父さんと図書館へ行きました。

この一文が書ければ、そのあとに「そこで何をしたか」「何が心に残ったか」と続けられます。

スポンサーリンク

出来事から始める書き出し

もっとも書きやすいのは、起きた出来事をそのまま最初に書く方法です。

たとえば、

昨日、学校でドッジボールをしました。

日曜日に家族で動物園へ行きました。

のように始めます。

何を書けばいいか決まっている子なら、この形から始めるだけでも十分です。

「いつ・どこで・何をした」を入れると、読み手にも状況が伝わりやすくなります。

スポンサーリンク

会話から始める書き出し

印象に残った言葉がある場合は、会話から始める方法もあります。

「がんばれ!」友だちの声が聞こえました。

「見て、虹だよ。」妹が大きな声で言いました。

会話から始めると、その場面の様子が伝わりやすくなります。

ただし、無理に会話を作る必要はありません。実際に覚えている言葉があるときに使うと自然です。

気持ちから始める書き出し

その出来事で感じたことが強く残っている場合は、気持ちから始めることもできます。

わたしは、とてもどきどきしていました。

その日は、朝から楽しみでしかたがありませんでした。

気持ちから始めたあとは、

なぜなら、その日は初めての発表会だったからです。

のように、出来事につなげると分かりやすくなります。

「朝起きました」から始めなくてもいい

作文を書くと、出来事の最初から全部説明しようとする子もいます。

たとえば遠足の作文で、

朝起きました。朝ごはんを食べました。着替えました。学校へ行きました。

と始める必要はありません。

一番書きたい出来事が「動物園でゾウを見たこと」なら、

遠足で動物園へ行きました。

や、

ゾウがわたしのすぐ近くまで歩いてきました。

のように、中心となる出来事に近いところから始めても構いません。

低学年・中学年・高学年の書き出し例

同じテーマでも、学年によって書き出しの考え方を少し変えると書きやすくなります。

低学年は「いつ・何をした」から始める

1・2年生では、まず簡単な事実から始める方法が分かりやすいです。

きのう、こうえんであそびました。

日よう日に、おばあちゃんの家へ行きました。

短い一文でも、続きを書ければ十分です。

中学年・高学年は場面や気持ちから始めてもよい

3年生以上では、出来事だけでなく、場面や気持ちを最初に出す方法も使えます。

「絶対に成功させたい。」そう思いながら、わたしは舞台に上がりました。

わたしが一番心に残っているのは、最後のリレーです。

ただし、学年が上がっても難しい表現を使う必要はありません。自分が実際に感じたことや覚えていることから始めるのが基本です。

書き出しで止まったときに親が使える質問

最初の一文が出ないときは、保護者が文章を作るのではなく、答えやすい質問をします。

  • いつのこと?
  • どこにいた?
  • 最初に何があった?
  • 一番覚えている場面は?
  • 誰か何か言っていた?
  • そのときどんな気持ちだった?

たとえば、子どもが「運動会のことを書く」と決めているなら、

「運動会で一番覚えているのはどの場面?」

と聞きます。

「リレー」と答えたら、

「リレーが始まる前、どんな気持ちだった?」

と続けると、書き出しの材料が見つかります。

ネタが決まっていない場合は先に題材を探す

最初の一文が書けない原因が、そもそも何について書くか決まっていないこともあります。

その場合は、書き出しを考える前に作文のネタを決めます。

最近あった出来事をいくつか出し、その中から一番よく覚えていることを選ぶと進めやすくなります。

詳しく確認したい場合:作文で何を書けばいいかわからない小学生へ|ネタの見つけ方

最初の一文だけ何度も書き直さない

書き出しにこだわりすぎると、作文全体が進まなくなることがあります。

最初は仮の一文で始めて、最後まで書いたあとに見直しても構いません。

たとえば、最初に、

日曜日に家族で公園へ行きました。

と書いておき、作文を書き終えたあとで「もっと印象に残る場面から始めたい」と思ったら直す方法もあります。

まずは先へ進むことを優先しましょう。

書き出しのあとに何を書けばいい?

最初の一文が書けたら、そのあとには具体的な出来事を続けます。

たとえば、

日曜日に家族で公園へ行きました。

と始めたなら、

  • 誰と何をしたか
  • 何が見えたか
  • 何を言ったか
  • どんな気持ちだったか

などを続けられます。

書き出しだけを工夫しても、その後が続かなければ作文にはなりません。最初の一文は、本文へ進むための入口と考えるとよいでしょう。

作文の最後は書き出しとつなげてもいい

作文の終わり方に迷う場合は、最初に書いたこととつなげる方法もあります。

たとえば、書き出しが、

わたしは、リレーの前からずっとどきどきしていました。

なら、最後を、

走り終わったときは、どきどきよりもうれしい気持ちのほうが大きくなっていました。

とすると、作文全体につながりが出ます。

詳しく確認したい場合:小学生の作文の終わり方|「楽しかったです」だけにしない例

書き出しは3つの型から選ぶと考えやすい

小学生が作文の最初の一文で止まったときは、まず次の3つから選ぶと考えやすくなります。

  • 出来事から始める
  • 会話から始める
  • 気持ちから始める

特に迷う場合は、「いつ・どこで・何をしたか」をそのまま書けば十分です。

保護者は上手な一文を考えて渡すのではなく、「一番覚えている場面は?」「そのときどんな気持ちだった?」と質問して、子どもの言葉を引き出すようにします。

作文は最初の一文だけで決まりません。まず書き始めて、必要なら最後に書き出しを見直すくらいの気持ちで進めると取り組みやすくなります。

関連記事

タイトルとURLをコピーしました