「子どもが学校で少し困っていることがあるけれど、先生にどうお願いすればいい?」
「特別扱いをしてほしいわけではないけれど、少し配慮してもらえると助かる」
「連絡帳にお願いを書くと、先生にわがままだと思われないかな?」
そんなときは、子どもが困っていることと、お願いしたいことを簡潔に伝えると、先生にも状況が伝わりやすくなります。
この記事では、学校生活の中で少し配慮してほしいことを先生にお願いするときの連絡帳文例を、状況別に紹介します。
- まずこれでOK!学校で配慮をお願いする連絡帳文例
- 短くお願いしたいときの文例
- 子どもが苦手なことについて配慮をお願いするとき
- 授業中に配慮してほしいことがあるとき
- 休み時間や友達との関わりで配慮をお願いするとき
- 行事や大人数の場面で配慮をお願いするとき
- 学校での生活面について配慮をお願いするとき
- 忘れ物が多いので声をかけてほしいとき
- 朝の準備や移動に時間がかかるとき
- 子どもが先生に言えないことを保護者から伝えるとき
- 「特別扱いではなく、少し配慮してほしい」と伝えたいとき
- 以前相談したことについて、引き続き配慮をお願いするとき
- 先生に配慮をお願いするときの書き方3つのポイント
- 配慮をお願いするときに避けたい書き方
- 連絡帳だけでは説明しにくい場合
- 先生から学校での様子を教えてもらいたいとき
- よくある質問
- まとめ|困っていることを伝えて、先生と一緒に考える
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まずこれでOK!学校で配慮をお願いする連絡帳文例
具体的な事情を詳しく書かず、まず先生に相談したい場合は、次の文が使いやすいです。
【基本の文例】
いつもお世話になっております。
学校生活について、少しご相談したいことがあります。
本人が○○の場面で困っているようなので、可能な範囲でご配慮いただけますと幸いです。
詳しいことはまたお話しできればと思います。
よろしくお願いいたします。
「配慮してください」とだけお願いするのではなく、「○○の場面で困っている」と伝えるのがポイントです。
短くお願いしたいときの文例
連絡帳に長く書く時間がない場合は、短くまとめても大丈夫です。
いつもお世話になっております。
○○について、本人が少し困っている様子があります。
学校でも可能な範囲でご配慮いただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
これだけでも「何か困りごとがある」ということは先生に伝わります。
子どもが苦手なことについて配慮をお願いするとき
人前で話すことや大人数の場面など、子どもが苦手に感じていることについて相談する場合です。
いつもお世話になっております。
本人は人前で発表することに少し苦手意識があるようです。
家庭でも少し気にしている様子があるため、可能な範囲でご配慮いただけますと助かります。
学校での様子について、何か気になることがありましたら教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
「発表させないでほしい」と最初から決めるのではなく、まず子どもの様子を伝えて相談する形にしています。
授業中に配慮してほしいことがあるとき
授業中の座席や活動、発表などについて相談したい場合の文例です。
いつもお世話になっております。
授業中のことで少しお願いがあります。
本人が○○の場面で困ることがあるようです。
可能な範囲で様子を見ていただき、ご配慮いただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
学校でどのような対応ができるかは、先生や学校の状況によって異なります。具体的な方法まで一方的に決めず、まず相談する形でも十分です。
休み時間や友達との関わりで配慮をお願いするとき
休み時間や友達との関わりで困っている場合は、学校での様子を見てもらうお願いにつなげられます。
いつもお世話になっております。
最近、休み時間の過ごし方について本人が少し悩んでいるようです。
家庭でも気にしている様子があるため、学校での様子を少し見ていただけますでしょうか。
必要に応じて、本人にも声をかけていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
友達関係については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
▶ 【文例あり】小学生の友達トラブルを先生に相談する伝え方|連絡帳・面談・電話の例文
行事や大人数の場面で配慮をお願いするとき
学校行事など、普段とは違う環境で子どもが困りやすい場合の文例です。
いつもお世話になっております。
今度の○○について、本人が少し不安を感じているようです。
普段と違う環境になると緊張することがあるため、可能な範囲で様子を見ていただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
行事の内容や学校の対応について確認したい場合は、具体的なお願いをする前に先生へ相談してもよいでしょう。
学校での生活面について配慮をお願いするとき
着替え、移動、準備など、学校生活の中の特定の場面で困っている場合です。
いつもお世話になっております。
学校での○○について、本人が少し苦手に感じているようです。
家庭でも話を聞いておりますが、学校でも可能な範囲でご配慮いただけますでしょうか。
何か気になる様子がありましたら、また教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
「できない」と決めつけず、「苦手に感じているようです」と伝えると、子どもの様子を共有しやすくなります。
忘れ物が多いので声をかけてほしいとき
家庭でも気をつけているけれど、学校でも少し声をかけてもらえると助かる場合の文例です。
いつもお世話になっております。
最近、学校の持ち物を忘れることが続いており、家庭でも気をつけているところです。
可能でしたら、学校でも準備の際に声をかけていただけると助かります。
家庭でも引き続き確認していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
家庭でも取り組むことを伝えておくと、「学校に任せる」という印象になりにくくなります。
朝の準備や移動に時間がかかるとき
学校での準備や移動に時間がかかることについて、先生に様子を見てもらいたい場合です。
いつもお世話になっております。
本人は準備や移動に少し時間がかかることがあり、家庭でも気にしております。
学校でも同じような様子がありましたら、可能な範囲で声をかけていただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
「必ず手伝ってください」ではなく、先生に様子を確認してもらう形にしています。
子どもが先生に言えないことを保護者から伝えるとき
子ども自身では先生に相談できない場合、保護者から伝えることもできます。
いつもお世話になっております。
本人から、学校で○○について少し困っていると聞いております。
本人は自分から先生に伝えることが難しいようなので、保護者からお伝えさせていただきました。
可能な範囲で様子を見ていただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
「本人から先生に言えない」ということ自体も、先生にとって大切な情報になります。
「特別扱いではなく、少し配慮してほしい」と伝えたいとき
「周りの子と同じようにしてほしいけれど、困っている場面では少し配慮してもらえると助かる」という場合は、次のように書けます。
いつもお世話になっております。
本人には○○の場面で少し難しく感じることがあるようです。
特別な対応をお願いしたいというより、困っている様子がありましたら可能な範囲で声をかけていただけると助かります。
家庭でも本人と話しながら様子を見ていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
「特別な対応をお願いしたいわけではない」という気持ちを伝えたい場合に使いやすい文例です。
以前相談したことについて、引き続き配慮をお願いするとき
以前先生に相談していて、引き続き様子を見てもらいたい場合です。
いつもお世話になっております。
以前ご相談した○○についてですが、家庭ではまだ少し気になる様子があります。
引き続き学校でも様子を見ていただき、必要に応じて声をかけていただけますと助かります。
家庭でも本人の様子を見ていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
以前の相談を踏まえて、現在の様子を共有する形です。
先生に配慮をお願いするときの書き方3つのポイント
1.「困っていること」を具体的に書く
「配慮してください」だけでは、先生も何をすればよいのか分かりません。
たとえば、
- 人前で話すことが苦手
- 準備や移動に時間がかかる
- 休み時間の過ごし方に悩んでいる
- 忘れ物が続いている
- 行事など普段と違う環境で緊張する
など、困っている場面を一つ書くと伝わりやすくなります。
2.できることまで決めつけない
保護者として「こうしてほしい」という希望があっても、学校では難しい場合があります。
そのため、
「○○してください」
と断定するより、
「可能な範囲でご配慮いただけますでしょうか」
「様子を見ていただけますと助かります」
など、相談する形にすると自然です。
3.家庭でも見ていくことを伝える
学校だけに対応を任せるのではなく、家庭でも子どもの様子を見ていることを伝えると、学校との連携がしやすくなります。
「家庭でも引き続き様子を見ていきたいと思います」
「家庭でも本人と話してみたいと思います」
などの一言を添えてもよいでしょう。
配慮をお願いするときに避けたい書き方
「必ず○○してください」と一方的に指定する
学校での対応には、学級全体の状況や学校のルールなども関係します。
そのため、最初から対応方法を一つに決めるより、
「○○の場面で困っているようです。学校で何かできることがありましたら、ご相談させてください」
のように、先生と一緒に考える形にする方法があります。
子どもの状態を決めつける
家庭で見えている様子だけで、「学校でも必ずこうなっています」と断定する必要はありません。
「家庭ではこのような様子です」
「本人からはこう聞いています」
と、保護者が確認している範囲で伝えるとよいでしょう。
理由を長く説明しすぎる
先生に状況を知ってもらうことは大切ですが、連絡帳に長文を書きすぎる必要はありません。
まずは「何に困っているか」「どんな配慮を希望しているか」を簡潔に伝え、詳しいことは必要に応じて電話や面談で相談できます。
連絡帳だけでは説明しにくい場合
配慮してほしい内容が複雑だったり、家庭での様子を詳しく説明したかったりする場合は、連絡帳で話す時間をお願いする方法もあります。
いつもお世話になっております。
学校生活についてご相談したいことがあります。
本人が○○の場面で困っているようで、詳しくお話しできればと思っております。
連絡帳では書ききれないため、お時間のあるときにお話しさせていただくことは可能でしょうか。
よろしくお願いいたします。
面談や電話で相談したい場合にも使える書き方です。
先生から学校での様子を教えてもらいたいとき
家庭での様子だけではなく、「学校ではどうなのか」を知りたい場合は、最後に質問を加えます。
家庭では○○の場面で困っている様子があります。
学校でも同じような様子があるのか、先生から見て気になることがありましたら教えていただけますでしょうか。
必要に応じて、可能な範囲でご配慮いただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
先生から見た学校での様子を聞くことで、家庭と学校の両方から子どもの状況を確認できます。
よくある質問
先生に配慮をお願いするのは、わがままではない?
子どもが学校生活で困っていることを先生に伝え、相談すること自体は珍しいことではありません。
「必ずこうしてください」と一方的に要求するのではなく、子どもの様子と困っている場面を伝え、学校で可能なことを相談する形にすると伝えやすくなります。
どこまで詳しく書けばいい?
連絡帳では、まず「何に困っているか」「どんな配慮を希望しているか」を簡潔に書けば十分です。
詳しい経緯や家庭での様子を説明したい場合は、電話や面談などで話す方法もあります。
先生に「できません」と言われたら?
学校の事情によって、希望した対応がそのまま実施できないこともあります。
その場合は、
「では、学校ではどのような方法なら対応できそうでしょうか」
と相談してみる方法があります。
学校のルールや状況を確認しながら、できることを一緒に考えてもらいましょう。
子ども本人には先生に言ってほしくないと言われたら?
なぜ先生に知られたくないのか、子どもの気持ちをまず聞いてみましょう。
「先生に言ったら大げさになりそう」など、子どもなりの不安がある場合もあります。
一方で、保護者として心配が大きい場合は、「すぐに何か対応してもらう」のではなく、「学校での様子を見てもらえないか」と相談する方法もあります。
配慮をお願いした後、先生にお礼を書くべき?
必ず書く必要はありませんが、先生から対応してもらった場合は、
「見ていただきありがとうございます」
「ご配慮いただきありがとうございます」
と一言伝えると自然です。
まとめ|困っていることを伝えて、先生と一緒に考える
学校で子どもが困っていることがあり、少し配慮してほしい場合は、連絡帳で先生に相談できます。
ポイントは、
- 何に困っているのかを書く
- 家庭での子どもの様子を伝える
- お願いしたいことを簡潔に書く
- 学校で可能な範囲で相談する
ということです。
迷ったら、この文を使えます。
いつもお世話になっております。
学校生活について、少しご相談したいことがあります。
本人が○○の場面で困っているようなので、可能な範囲でご配慮いただけますと幸いです。
詳しいことはまたお話しできればと思います。
よろしくお願いいたします。
「これくらいのことでお願いしていいのかな」と迷ったときも、まずは子どもの様子を先生に共有するところから始めてみましょう。
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