以前に比べ「○○文字で抜き出せ」方式の国語の問題はなりを潜め、「○○~○○字にまとめなさい」という問題が一気に増えました。
中学受験の国語の読解問題にも縮約や要約といった形式で答えさせる問題形式が一般的です。
本当に要約が苦手だった…できる子が不思議だった…
わが子、こさらは本当に国語そのものが苦手でしたが、特に要約や縮約となると、チーン……
得意な子どもって、学年に関わらずほんと一瞬でできるんですよね。
どうして縮約や要約がそんなに早くできるの?
国語を得意とする生徒に質問すると、決まってこう答えるのです。
「なんかねぇ~降りてくるんだよ」
「降りてくるって…何が???」ですよね。
今回は、作文力・書く力をつけるために、作文力・書く力のある子どもが共通して自宅で行なっていたことを聞き取った内容になります。
これから紹介することを、今からしていくと、中学受験だけでなく、いずれ必要になる高校受験、大学受験に必要となる小論文対策にも助かる作文力・書く力、さらに読解力がつくことを期待できますよ。
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中学受験に必要な作文力。書く力のある子どもは文章を書いていた
これまでに業務で指導にあたった生徒さんのなかに、作文コンクール、小論文コンクール等々、そうそうたる賞状や盾の数に圧倒された姉妹がいました。
そこで作文力・書く力のある子どもには共通点があったことを知ったのです。
作文力・書く力のある子どもは早い時期から文章を書いていた
前述した姉妹のお母さんに作文力・書く力をつける秘訣について尋ねてみました。
あぁ~簡単よ、早い時期から作文を書く練習をしたのよ
作文を書くことを習慣化し、しかも、早い時期から練習をしていくと、すばらしい作文力が育つことは間違いないです。
高校生の指導にあたる中で、要約や縮約問題が得意な生徒はほぼ小さい頃から日記を書く書くこと、作文を書くことを日課としていたケースが多く見られます。
作文力・書く力は読書習慣だけでは身につかない
ただ本を読むことだけでは、多くの子ども達の作文力・書く力は身につかないことは、日頃子ども達の指導にあたるなかで、徐々に確信に変わってきました。
という、わが子ももも本こそ読んでいましたが、作文はさすがに意識していませんでした。
国語力は本を読むことで鍛えられると思っている人、結構多いんですよ…私もずっとももには読書習慣ばかり意識してました…
実際、抜き出し式、選択式の国語のテストなら問題ありませんが、縮約や要約形式の問題になると、読書だけでは限界があります。
中学受験に必要な作文力。書く力を身につける方法は?
では、早い時期から作文を書く練習をするといいとは、具体的に何をどうしたらいいのか詳しく見ていきましょう。
小学3年生くらいから、毎日短い作文を書く
目安として、小学3年生頃から、毎日、短い作文を書くように習慣づけることをおすすめします。
「作文と言われても…テーマはどうするの?」と思われるかもしれませんが、日記風に書くと、テーマには困りません。
なので、毎日日記風に短い作文を書くように習慣化させるといいですよ。
文を書くときに「あること」を意識しながら書く
書く力は、個人差があるので、あくまでも各学年ごとの目安として書くときに意識してやる「あること」をお伝えしましょう。
小学校3年生
- 短い作文を10分位で書く練習をする
- 今日1日の中で「見たこと、聞いたこと、やったこと」を思い出して日記風に書かせる
小学校4年生
- 題材を見つける目を育てて、書くことを日常化させる
- 文の構成の仕方、書く決まりや工夫を学ばせる
小学校5年生
- 「誰に」「何を」で作文が変わることを教える
- テーマをはっきりさせることを教える
- 比喩を使ったり、会話を入れたりして、印象的な文章を書く方法を教える
小学校6年生
- 全体の構成を考え、目的に応じて書くことを学ばせる
- 詩を書くことで感覚を磨くのもおすすめ
中学受験に必要な作文力。書く力をつけるために学習教材を利用するのもおすすめ
子どもに作文力・書く力をつけるために、毎日文章を書かせましょう…
そういったところで、毎日のこととなると、習慣とするまでに、準備や書き終わった内容のチェックも大変です。
作文力や書く力をつけるための教材ってないの?
中学受験に必要な作文力。書く力のある子どもがする方法で読解力も!まとめ
作文力・書く力のある子どもたちは、目的を意識しながら書き、書くことに慣れているということに尽きます。
そのためにも、次のことを意識しながら、文を書きつづけていくと、作文力や書く力が身につくことは期待できます。
小学校3年生
- 短い作文を10分位で書く練習をする
- 今日1日の中で「見たこと、聞いたこと、やったこと」を思い出して日記風に書かせる
小学校4年生
- 題材を見つける目を育てて、書くことを日常化させる
- 文の構成の仕方、書く決まりや工夫を学ばせる
小学校5年生
- 「誰に」「何を」で作文が変わることを教える
- テーマをはっきりさせることを教える
- 比喩を使ったり、会話を入れたりして、印象的な文章を書く方法を教える
小学校6年生
- 全体の構成を考え、目的に応じて書くことを学ばせる
- 詩を書くことで感覚を磨くのもおすすめ
過去に、とある国公立大学の国文学科に通う大学4年生の公務員試験対策として、1次試験の数的処理対策の依頼を受けたことがあります。
2次試験の小論は完璧なので、1次試験を通過してしまえば受かる自信あります!
そういって、見せられた2次試験用の小論文はさすが国文学科!と言ってしまったほど、見事な小論文でした。
どうやら、小さい頃から、作文をかく習慣があるようで、小論文は心配ないです!と断言されました。
やはり、小さい頃から、文を書くことを続けていくと、作文力も書く力もしっかりみにつくものだと改めて感じさせられた事例でした。
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書く力は同時に読む力もつきますよ。
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