頭の中を整理できない生徒というのが毎年一定数います。
マンツーマンで大学受験の個人指導を行っていると、徐々に増えている感覚がします。
そして、こういったタイプの生徒たち「塾に通っても成績が上がらない」と同じ悩みを持っています。
決して勉強をさぼっているわけでもないのにです。
今回は、塾に通っても成績が上がらない…勉強してもダメだという子に共通する特徴と対策方法を紹介します。
お子さんが小学生なら、これから初めてもまだ間に合いますので、参考にしてみてください。
塾に通っても成績が上がらない生徒の特徴は外見でわかる
まずは、見た目の体型から、塾に通っても成績が上がらない生徒の予備軍かどうかがわかります。
例えば、経験から言うと、次の2パターン。
- 極端なぽっちゃり
- 極端な痩せ
つまり、食べるものの栄養のバランスが明らかに悪いのです。
塾に通っても成績が上がらない生徒の特徴は食生活にある
塾に通っても成績が上がらない…勉強してもダメだという子に共通する特徴は、毎日の食事の栄養のバランスが悪いことです。
興味深いことに、塾に通っても、いくら勉強しても成績が上がらない生徒の共通点は、食生活がみんな似ています。
具体的に解説していきます。
母親が料理をしない
まずは朝食。ほぼどの生徒も同じ内容でした。
菓子パンやドーナッツといった、前日に買ってきたものだけで済まし、飲みモノはいっさいなし。
中には、食パンを水で流し込むという生徒もいました。
ちなみに、どこのご家庭も一般家庭で、貧困とは無縁です。
理由は簡単で、母親が寝ていて、起きてこない、そもそも母親が料理をしないという家庭ばかり。
「朝何を食べた?」と聞くと、決まって「1個」と答えるのが特徴です。
大豆製品はほとんど食べない
大豆製品はめったに口にしないし、食べたことがないことも共通点です。
これはなかなか興味深い話で、統計的に、賢い生徒は大豆製品を多く食べている傾向があります。
私が指導する、ある一定層の学力帯の高い生徒たちは皆さんほぼ毎日食べています。
学力が低いお子さんほど、食べていない傾向が高いのです。
中学受験では、大豆からできているものは?といった問題が出題されることがあります。
しかし「大豆からできているものは?」と聞いて、納豆、豆腐、きな粉の3点すら答えられない生徒もいます。
そもそも、大豆製品は食べたことがないから、わからないと言います。
夕食はスーパーのお惣菜
続いて、夕食。
夕食のおかずはスーパーのお惣菜というのも共通していました。
昔に比べれば改善されたとはいえ、お総菜は使っている油に問題があります。
実際に、生徒の中には、お惣菜の油で常に胃がもたれていて、過度の少食になっている子もいます。
塾に通っても成績が上がらない!?主な対策方法は2つ
お子さんが小学生なら、まだ間に合います。
塾に通っても成績が上がらない…塾代が回収できない…と悩む前にできる対策方法を2つ紹介します。
オメガ3とオメガ6の油をバランス良く摂る
脳の質は油の質で決まっていくといっても過言ではありません。
実際に、成績が上がっていく生徒たちは、青魚を好んで食べる生徒が多いのも特徴です。
特に、意識しているのは、オメガ3とオメガ6の油をバランス良く摂ること。
そのためには、アマニ油を多く摂り、イワシ、サバ、サンマなどの魚を積極的に食べ、ベニバナ油とひまわり油の摂取を控えることが賢い頭を作る近道です。
食事でとることが厳しい場合はサプリメントで代用もおすすめです。
大豆製品を積極的にとる
塾に通っても成績が上がらない…という悩みをもってはいない生徒さんの多くは、納豆を毎日食べています。
体型を気にする生徒の中には、夜食に食べるという生徒もいます。
納豆のニオイがどうしてもダメ!というのであれば、きな粉や豆乳、豆腐といったものでも良いでしょ。
意識して大豆製品を毎日こまめにとるようにするといいですよ。
塾に通っても成績が上がらない原因は小さい頃からの食生活も
塾に行っても、いくら勉強しても成績があがらない原因は、脳の栄養が足りていないことも影響があります。
塾に通っても成績が上がらない…とならないための対策は次の通り
・納豆、豆腐、といった大豆製品
・オメガ3とオメガ6の油をバランス良くとる
・アマニ油を多く摂る
・イワシ、サバ、サンマなどの魚を積極的に食べる
・ベニバナ油とひまわり油の摂取を控える